戸塚さんへの新しい衝撃
私はえび担ではないけれど、戸塚くんの書く文章や彼から紡がれる言葉が好きで、雑誌のインタビューやジャニーズwebでのブログなどを毎回楽しみにしている。もう最終回を迎えてしまったけれど、雑誌『ダ・ヴィンチ』での連載は毎号毎号、戸塚くんが魂を込めて書いているんだな、ということが伝わってくるものだった。時には自分の弱いところを読者にさらけ出し、時には自分の過去と向き合いながら続けられてきたこの連載は「人としての戸塚祥太」を知ることのできる素敵な機会だった。
戸塚くんの文章を通して私は彼を慕い、尊敬の念を抱いているのだと思う。
(以下、私の個人的な妄想が満載なのでお気をつけください。)
先日、舞台『寝盗られ宗介』の制作発表があり、いくつかのテレビ番組でその様子が流れた。和装の戸塚くんはどこから見ても美しかった。いや、いつも美しいけど、より一層美しかった。
「嗚呼、とっつー。朝からこんなに美しいなんて本当に有難い…」
そんなことを言っていたのも束の間。舞台の演出をしてくださる大先輩錦織さんから爆弾が投下された。
錦織さん「とっつーはエロい。プライベートで何かあったんじゃないか」
戸塚くん「そういう話に持っていきますか、先輩!」
「人間として(恋愛することも)必要ですから」と笑いながら否定なのか肯定なのか分からないコメントを返す戸塚くんを見ながら、鈍器で殴られたような衝撃を受けた。
まじか、とっつー恋愛してるんだ…
そう思った瞬間から、チャームポイントの一つである猫ヒゲのできるクシャっとした笑顔を見せながら話を続ける戸塚くんのコメントは全然頭に入ってこなかった。
私の中で恋愛について話す戸塚くんは実際に本当に恋愛している人(のよう)に見えた。
恋愛してるなんて一言も言ってないのに勝手に恋愛してることにされた戸塚くん、ごめんなさい(笑)
「恋愛することが人として必要かどうか、って言う一般論じゃなくてとっつー自身はどうなのか知りたんですけど…」とか何とかテレビに文句を言いながらも、内心なぜかめちゃくちゃ衝撃を受けている自分がいた。
アイドルが若干タブー視している恋愛(の実際のところ)について戸塚くんの口から意見を聞いたからなのか、今までのどんな奇抜なとっつーエピソードとも異なる衝撃だった。
「今年30歳だし、恋愛してても何もおかしくない。それにこんなに色気があるのに彼女がいない(できない)わけない。」とこの衝撃に対して納得できる言い訳を勝手に探している自分がいた。
きっと、とっつーはすごく素敵な女性と素敵な恋愛していて、充実した生活を送っているんだろう。精神面で彼の支えとなるような存在、そして戸塚くんが一人暮らしを始めた時から問題視し、克服できていない家事(特に炊事)をしてくれる献身的な女性が私の眼前に現れた(脳内で)。
もうこの時点でほぼ私の脳内で繰り広げられている妄想でしかないけれど、今までの戸塚くんに感じたことのなかった悲しみ?失恋?に似た感情がしばらく私を支配している。
私は勝手にまた新しい「人としての戸塚祥太」を知ってしまった。